家族の中で、誰よりも手洗いうがいに力を注いでいる、最近は肘まで念入りに手を洗うお兄ちゃんが風邪をひきました。

週末から鼻水がずるずる。昨日の連絡帳にも「鼻水がよく出ています」と書かれていて、だるそうでした。

今朝もだるそうでした。いつもは1番に起きているのに、7時になってもベットから出てきません。「台風だし休む」と言う本人の希望もあり、お休みしました。



旦那さんと弟くんペアを送りだし、雨が降ってくる前に、耳鼻科を受診しました。

兄弟ふたりとも慣れている耳鼻科で、先生との相性も良いです。自閉に理解もあり、ずっとお世話になるつもりでしたが、閉院の張り紙がありました。

またいちから耳鼻科を探さないと・・とクリニックを出て思いました。

帰り道は小雨に降られました。



今日の受付では、「次に呼ばれますから、そのまま診察室の前でお待ち下さい」と言われていました。

お兄ちゃんがキッズルームで遊びたがると、「じゃぁ、おもちゃを1つ持って診察室に入っていいよ」と言って頂きました。

ウルトラマンの怪獣を持ったままお兄ちゃんは診察室に入り、椅子に座ると多弁になりました。先生は何をするか、ひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

振り返ると、夫婦で花粉症でもお世話になっていました。旦那さんは先生から「鼻が曲がっています」と言われて、なんだか面白い思い出で、

私が、耳鳴りと、突発的な聞こえの悪さで受診したときは、「おかぁさん、少し体を休めて、ゆっくりするように」と、とても心配して頂きました。

残念です。



療育園の弟くんは、雨が強くなる前に送迎して頂くことになり、午前保育で帰ってきました。

送迎して下さった先生が、「弟くんは送ったけど、お兄ちゃんのお迎えは大丈夫?」と心配してくれました。本当にみなさん優しいです。

弟くん、玄関に入ると、手を使わずに踵を使って靴を脱ぎます。そのまま「ただいま〜」も言わず、走ってリビングに入って行きました。

「弟くん、おかえり~」とお兄ちゃんは嬉しそうでした。

それから、手洗いをするように、洗面台に弟を引っ張りました。

弟くんが裸足でベランダに出ると、お兄ちゃんは雑巾を用意して、「足をふきなさーい」と、リビングに入ってくる弟を追いかけていました。

「言うこと聞きなさーい!」と、お兄ちゃんは本気で熱くなっていましたが、弟くんは単純に追いかけられることが楽くて、何度もベランダとリビングを出入りしていました。

お兄ちゃんに捕まえられて、雑巾で足を拭かれると、くすぐったそうにケラケラ笑っていました。

最後はお兄ちゃんが、シャワーで弟くんの足を洗ってあげていました。

(シャワーで洗うほど、汚れてはいなかったと思います。)



ふたりが6歳と4歳の普通の年子の兄弟だったなら、ふたりでブロックを作ったり、トランプ遊びをしたり、ふたり連れ立って公園に行ったり、母はもしかしたら、簡単なおつかいだって、頼んでいたかもしれない…と思います。



思い描いていた兄弟とは違いましたが、ふたりが仲良くしている姿を見ていると、今日も嬉しかったです。







こちらは、雨・風ともに落ちついてきました。

これから、雨が強くなる地域にお住まいの方、どうぞお気をつけください。






読んでいただきありがとうございます。



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