いつもレッスン時間の終わり頃になると、私はヒロ君(障がいのある生徒さん)に次回までの課題を口頭で伝え、それをヒロ君自身に連絡帳に書いて頂いています
時間がない時は私が書くこともありますが、高校を卒業して随分経つヒロ君にとって「鉛筆を持って文章を書く事」は、とても大切な作業になる為、出来る限りヒロ君自身に書いてもらっています✏️
連絡帳には
•「糸まきのうた」→右手のがくふをさいごまでひく ゆびばんごうをまちがえないように きをつける
等と書いてもらうのですが、この文章の中に出てくる「➡︎」
この➡︎を皆さんはどうやって書きますか?
きっと多くの方が左を始点にして右に向って横線をひき、ちょんちょんと先端を書き足す手順になると思います
ヒロ君の書き方は目から鱗の書き方でした
横開きの連絡帳を90度左に回し(ノートを縦向きにする!)、縦線を書いてちょんちょんを足す、つまり…
⬆︎
と書いてノートを元に戻す➡︎そしてまた文章を書き始める、といった書き方をスマートに見せてくれました!(◎_◎;)
なっ、なるほど~❗️
とても驚きましたが、同時にとてもとても感動し、感心しました
彼にとって→を書く事は難しい事だったのかもしれませんし、書く手順がイメージ出来なかったのかもしれません
ですが、ヒロ君が一番書き易く、サポートも必要無く、何の問題もありません❗️
結果オーライなのです![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
こういう事が障がい者の方にとって、とても大事な事だと思います❗️
学生時代に支援学校の先生が「こんな風に書いてみたら?」とヒロ君に教えて下さったのかな?
それともご両親が教えて下さったのかな?
もしかするとヒロ君のオリジナル⁉︎
適切な教育を受ける事
ご家族又は人々との関わりの中で学ぶ事
そこから自発的に考え行動出来る事が人生において重要な事だと思わせてくれた、とても大切で印象的なエピソードでした
香りも豊かで、何より元気にさせてくれる鮮やかな黄色❗️
お母様、いつもありがとうございます![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ro/rosa-n24/5613.gif)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ro/rosa-n24/5613.gif)