だいの大人でも迷子になる人はいる
立派な成人男性でも方向感覚を失った人もいる
ボケるには早すぎる50代
確かに酔ってはいた…しかし、その大先輩は
真顔で言い放った。
「岡山駅はどっちなぁ」
イヤイヤ… 今は阿波踊りの真最中
四国は徳島のど真ん中ですけぇ。。。
キレイにはぐれてからの5回目の電話であった
1回目の電話はラテン気質の先輩にありがちな「まぁ、適当な所で会おうや!わしも適当に飲んどるけぇ、またエエ頃合いになったら電話くれぇ」 というお気楽なものであった
「おめぇらぁ、何処におるんな」
…少しだけキレ気味
2回目の電話をかわきりに、僕ともぅ一人の先輩での大先輩捜索隊は結成されたのであった。
「今、近くに何か目印になる建物あります?迎えに行きますわ!」
「ちょっと待てぇよ」
。。。。しばらくの阿波踊り、大音響の後
聞こえて来たのは…若い女性の声だった
あんた一人のハズじゃろ!
「あ、電話変わりました。今両国橋のたもとの交番の近くなんですけど、頼まれて説明してます」
。。。。見知らぬ、徳島女性を拉致。笑
「すいません、すぐ向かいますんで、そこから
動かない様に伝えて下さい!ホンマすいません」
急いで向かったその先に、はたして大先輩は
居なかった。
人の波にのまれたのか、気になる何かを発見
したのか。。。
3回目の電話からの逆探知にも失敗。
「わしゃ、いったい何処におるんな!」
。。。。
そりゃ、こっちが聞きたいわ!!!の4回目発言
盛り上がるハズの踊りを横目に聞いた5回目の金言
「おえん完ペキにできあがっとる」
相棒の先輩が缶チューハイを飲み干して言った。
「もぅ、えぇが!ほっといて帰ろ。
本人は岡山で飲んどる事になっとんじゃもん」
PS. 阿波踊り
それは人を狂わす
真夏のラビリンス 。。。。。。
