今の季節ふわっとフローラル系の香りがすると思って上を見上げると大きなキリの木。
植物は薬効や食べられる食べられないという「有用性」のほかに、それぞれ特有の「気」のようなものを持っていると感じています。
キリの花の場合、それは「凛とした強く美しい」女性が持っているような気。
キリの花は園芸品種のように華やかで香りもとても強いのですが、その強さや華やかさが、何かのアピールのためではない感じがするのです。
キリの花が持っているあの感じは、自分自身のための強さと美しさ。

それは、キリの木がとても背が高いことに関係しているように思います。(写真のお花は、高架橋のガードレールのすぐ脇がキリの木のてっぺんだったので採取できました)


強く美しいけれど、背が高すぎて気付かれないのです。
だけどそんな姿にキリの花は満足しています。
昔の人は女の子が生まれると庭にキリの木を植えました。
それは、キリは薬用植物で葉に止血作用があったり、種は産後の肥立ちをよくしたり、とても背高く成長するけれど柔らかく、材として扱いやすいのでお嫁に行くときに箪笥などに加工できるということもあるのですが、なんとなく私はそれだけが理由なのではない気がします。
キリは女性として美しい感じがするから。
今日も感覚だけで書いておりますが(笑)
八ヶ岳をもっと楽しむためのWEBメディア「ハチモット」で、毎月第一金曜日に「8mountains 薬草Life」という薬草のコラムを書かせていただいています。
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次号はこのキリの花も登場します。 ・ ・ ・ みなさまお楽しみに!