
薬草トウキの根のことを、生薬名で「トウキ」と言います。(植物名と生薬名が同じです)
トウキは別名「女性の生薬」と言われ、婦人科系の疾患の漢方薬にはかなりの確率で配合されることが多いです。
薬草としての歴史は古く、およそ2000年前に書かれたと言われる神農本草経(中国最古の薬事書)にも登場しています。
私はこの神農本草経が好きなのです。
神農本草経は、神農さんという神様が、野山を駆け巡って、からだを張って植物の根や葉や花、種、樹皮などを食べ、その効能を書き記したと言われる書物です。
神農さんは神様なのに、毒草を食べて毒にあたって死んでしまったりします。
だけど、神様だから復活してその効能、毒性を記した本が神農本草経だと言われています。
なぜこの本が好きなのかというと、神農さんが野山を駆け巡ったり、植物の味見をしてみたり、恐れ多くもなんだか私に似ているから(笑)
とても人間臭いから(笑)
すっかり横道にそれてしまいましたが、、、
トウキ。
セリ科の多年草で、古くから中国やヨーロッパ(西洋トウキ)でも使われてきた薬草です。
日本でもその高い薬効から江戸時代に栽培が奨励されましたが、現在では日本での生産はほぼ壊滅状態です。
トウキには、 膿を出し、傷を修復する作用があると言われています。
内服すると、血液循環を高める、貧血、月経不順、、冷え症、生理痛、子宮内膜症の症状緩和、強壮、鎮痛、鎮静、月経前症候群(PMS)の緩和、更年期障害の緩和に効果があると言われています。
紫雲膏はこのトウキの成分を油で抽出していくのですが、その過程が何とも言えず美味しそうな匂い💛
それもそのはず、トウキはセリ科なので、セロリのような香りがするのです。
以前思わず味見をしてみました。
美味しかったですが、皆さんは真似をしないでくださいね(笑)
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