銘「外山吹く」

御製は、北海道江差    五勝手屋本舗



「外山吹く あらしの風の 音聞けば まだきに冬の をくぞ知らるる」

という和歌からの菓子の銘です。

意味は「外山を吹く嵐のような風の音を聞くと、深まりゆく冬の寒さの厳しさが思い知らされる」



上手く表現しています。




茶碗は、兵庫県豊岡   出石焼です。


ほどなく点ちました。


出石焼(いずしやき)の特徴は、磁器に彫りです。
この茶碗は菊の花が彫られていますが、今の時季の菊は「枯れ菊」と言って侘びた花が重宝されます。



夕暮れ時の基坂、函館山
朝は雨でしたが、段々寒くなりかなり冷えてきました。
今夜から雪かなぁ。


寒くていいけど、晴れてほしいなぁ。