銘「花びら餅」

御製は、函館    千秋庵総本家




初釜のお菓子   花びら餅です。


花びら餅は茶道  裏千家が宮中から許しを得て初釜で使い始めたと言われています。

近年、他の茶道流派も使い始めているようです。
美味しさに流派は関係ないですから、広まりますね。




茶碗は、唐津焼    井上東也さんの絵唐津です。




良い感じに点ちました。






ピンク色の餅が白い餅に練り込まれたタイプです。
本来は「菱花びら」と言ってピンクの餅は菱形に作り白い餅の内側に挟むのが約束です。でも最近は練り込むタイプが圧倒的に多い印象です。


牛蒡は一本です。これも本来は複数ですが、いまはどこの和菓子屋さんも一本が普通になりました。


昨年までは毎年1月は花びら餅の食べ比べをしていましたが、今年は無理かなぁ。
花びら餅は特に和菓子屋さんの個性が感じられるので、食べ比べしたい!





今日の基坂、函館山です。


突然吹雪いたり 晴れたり で目まぐるしく変化する冬の典型的な空模様。


いまのところ雪はたいしたことはないのですが、函館の冬はとにかく寒いです。