山法師は、花の真ん中を僧侶の頭とし花弁を頭巾と見たてて、比叡山延暦寺の山法師にたとえて名付けられた花とされています。
茶碗は、萩 吉村陶焔さんです。

この銘々皿は、大仙の窯元を訪ねて求めた、思い出皿です。
いい感じに点ちました。

茶碗の色合いが淡い茶色で、抹茶の緑を引き立てているようです。

釉薬の垂れ具合が見所です。梅雨時の雨のよう。

吉村さんの窯は長州藩・萩城の跡にほど近く、萩城窯と言い、萩城陶焔とも名のられています。

萩茶碗としては薄手です。
きんとんで、中には求肥(ぎゅうひ)が入っていました。
