銘「花筏」
御製は、埼玉県・さいたま市 浦和花見 です。
花筏(はないかだ)は、桜が散り水面を流れる様を言います。

華やかさを演出するために、金粉や紅の花弁を散らしています。

茶碗は、青森県・弘前 津軽焼です。

銘々皿は、長崎県・波佐見 波佐見焼です。
綺麗に点ちました。

津軽焼は、弘前藩 四代藩主 津軽信牧が、陶器を全て他藩の窯業地に頼っていた状況を打破するために 藩主自ら発案し江戸から陶工を呼び寄せ、民衆が使う生活の器を焼かせたのが始まりです。

津軽焼は4ヶ所窯場がありましたが、その一つは藩主の発案で、子どもたちの玩具を作っていました。
いまも鳩笛が作られています。
可愛いですね。
白餡を雪平のような餅系で包み、それを羊羹で巻いています。

手が凝っています。
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