銘「吉祥椿」
御製は、京都 鶴屋𠮷信 です。
鶴屋𠮷信さん得意の、焼皮を上手にたたんだ和菓子です。

椿は、木へんに春と書きます。
春が近いことを教えてくれる花です。
クリスマスが過ぎ、スーパーで正月飾りを見かけるようになりました。
年の瀬がせまってきたのを感じます。
新年を迎えるにふさわしい、紅白の椿の和菓子です。

椿の花言葉は色により異なりますが、椿全般の花言葉は「控えめな優しさ」。
花言葉のような和菓子です。
茶碗は、唐津 大橋 裕さんの絵唐津です。

銘々皿は、福岡県・東峰 小石原焼です。
綺麗に点ちました。

良い感じです。
意匠は、二つの輪が結びついた、結び紋の一種です。

内側は赤く、白い釉薬の流れが景色になっています。

中は、つぶ餡。
皮が厚めで、皮だけでもお茶をいただけるくらいに味わい深い皮です。
年末年始ということで、ブログは明日から冬休みに入ります。
少し早めですが、皆さま、良いお年を。
「福寿草」
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