岡山県・備前 備前焼を作陶された山本陶秀さんの茶碗です。
陶秀さんは、備前焼が売れずに窯の閉鎖が相次いだ備前焼が最も苦しかった時期である大正から昭和20年代にかけて備前焼の技術を守り続けた方です。

備前らしい焼き締めです。
反対側です。
石はぜは陶土の中に石が入っていて、今にも飛び出しそうな状態や飛び出した跡を言います。
絶妙な位置ですね。
石はぜは、漢字では「石爆」と書くそうです。
底の縁の円を描くような色の変化が面白いですね。

陶秀さんの茶碗によく見られる造形です。
火の当たり具合か、底に面した周辺は赤みがかっています。

お茶を点ててみました。

石はぜが面白い。ニキビみたいです。
備前焼の茶碗は極細かな凹凸があるためか、綺麗に点ちます。

東京・浅草 亀十 「最中(白あん)」を添えて。

大きな最中です。
皮が餡にのっているという感じです。

このボリューム!

白餡の塊を食べている状況になりますが、不思議とペロッと食べてしまう美味さです。
豆の味が生きています。
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