銘「晩菊」
御製は、京都 鶴屋𠮷信 です。
秋の深まりを告げる晩菊です。
菊はかなり寒くても咲き続けるので晩菊で終わらず、雪が積もる頃の菊は 枯れ菊 と言って茶花で重宝します。

菊の生命力を感じる色合い、形です。
秋の始まりの頃は華やかな菊が多かったのですが、こうした菊もいいものです。

銘々皿は、福島県・美里 会津本郷焼 佐藤大樹さんです。
京焼 佐々木昭楽 一入 「曙」写し茶碗です。

少し口が狭く作られた茶碗で、ちょっと点てづらいのですが、上手く点ちました。

いい感じ!

「曙」は 朱くすり という釉薬を使っています。

たしかに曙を感じる茶碗です。

光の当たり具合で色合いの変化を見せてくれます。

#茶道 #茶の湯 #和菓子 #陶芸 #陶器
#抹茶 #スイーツ