東京・六本木 サントリー美術館で開催中「しびれるぜ、桃山 ~美濃の茶陶~」に行って来ました。
サントリー美術館はビルのエレベーターで四階に上がり、四階、三階と観る順路になります。
入口手前の案内です。

今回の展示は美濃で焼かれた「黄瀬戸」「瀬戸黒」「志野」「織部」に焦点を当てた内容です。
これらの焼き物は昭和の初め頃まで どこの窯で作られたのかはっきりと分からず、愛知県の瀬戸周辺で焼かれている「瀬戸焼」として扱われていたそうです。
荒川豊蔵さんや加藤唐九郎さんの研究で、岐阜県・美濃地方の窯で焼かれたことが明らかになったそうです。
入口脇の大きな看板です。

美術館に入る前に入口の看板を見ると、ワクワクします。
最終日が近いので結構混んでいました。
美濃地方の焼き物の歴史、造りの特徴などが分かりやすく展示されていました。
茶陶好きには必見の展示内容です。
案内チラシの表裏です。
表は白黒です。

図録です。

読みごたえ抜群です。
展示品に「柾垣」という銘の織部茶碗がありました。
「写し茶碗を持ってるよ!」と思わず心の中で叫んでしまいました。
図録の「柾垣」です。

桃山時代の代表的な織部茶碗として知られています。
こちらが手元にある、柾垣の写し茶碗です。

似ているような・・・似てないような・・・。
微妙ですね。
お茶を点ててみました。

#茶道 #茶の湯 #陶芸 #陶器 #桃山時代