青森県・黒石で作陶している、今井理桂さんの湯呑み茶碗です。
東北地方には大規模窯業地はありませんが、小さな窯が江戸期から点在していた地域です。
いまも窯がたくさんありますが、全国的にはあまり知られていない窯がほとんどです。
今井理桂さんの窯が黒石に作られたのは1996年(平成8年)です。

理桂さんは唐津、備前などで修行された方とのことです。

釉薬は使わずに自然釉で焼かれています。
かなりの高温で焼いているので、表面にガラス質を感じます。

高台脇にサインが見えます。

理桂さんは昨年末に十数年をかけて100メートルを越える登り窯を完成させたそうです。
どういう陶器が焼上がるか楽しみですね。
玄米茶を煎れてみました。

東京・大島 梅の家 「草大福」を添えて。
お茶の色が濃いめに見えます。

手にしても熱さを感じづらい造りです。

今井理桂さんの抹茶茶碗です。
薪で焼いている時の灰が付着し、灰が高温で溶けた自然釉です。
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