「落とし文」
御製は、京都 七條甘春堂 です。
「落とし文」とは、密かな恋心などをそっと伝えたい時に、相手に文を拾わせる置き手紙をすることで、昔々からの恋仕草です。
「オトシブミ」という昆虫が、葉を丸めて卵を産み葉を落とす様子が、落とし文の恋仕草に似ているので、葉状の餡に卵状の餡を付けて「落とし文」という和菓子になりました。

和菓子屋さんの店先で「白い玉は何を表しているのですか?」という質問があると、店の人は「虫の卵」と答え辛いので「雨粒」「しずく」と答える和菓子屋さんが多いそうです。

昆虫の卵を菓子にするなんて、和菓子職人さんすごいです。
茶碗は、西岡小十さんの絵唐津茶碗です。

いい感じに点ちました。

美味しそう~。
小十さんらしさ たっぷりの絵唐津茶碗です。

さらりとした絵ですね。

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