岡山県・倉敷で焼かれている、酒津焼 五代 岡本章さんの茶碗です。
酒津焼は、1869年(明治2年)開窯で、生活の器を中心に作陶してきました。
近年は、茶陶にも力を入れて良いものを作られています。
特徴は厚手で釉薬をたっぷりと掛けています。絵を施すことはないようです。
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酒津焼窯元には、昭和初期に民芸運動のバーナードリーチや柳宗悦、濱田庄司らが入り、作陶を共にしています。
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薄い刷毛目に釉薬が垂れています。
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民芸の器らしい造形ですね。
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高台は小さめです。
せっかくなので、お茶を点ててみました。
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和菓子は、東京・千住 たから家 「黄身しぐれ」です。
良い感じに点ちました。
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民芸系の器は、普段使いの勝手の良さも追及していますから、どことなくホッとするような温かさを感じます。
黄身しぐれの奔流をいく、素晴らしい味わいです。
食べてお茶をいただくと、口の中に美味しさがパッと広がります。
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