楽茶碗や萩茶碗は極細かな気泡状の隙間があり、熱湯を注ぐと空気が急膨張して割れる危険があります。

そのため、茶碗を使う前にしっかりと水を含ませ空気を除きます。


お茶の先生によりますが、概ね3時間以上水に浸す場合が多いようです。






萩     七代    兼田三左衛門さんの茶碗で吸水性実験をしてみました。





乾いた状態だと、351グラムです。







水に浸すと、次から次と気泡がたくさん出てきました。


パチパチ音がします。






5分間浸したら、351グラム。
23ccも吸いました。


短時間に結構吸いました。




更に10分浸してみました。


3グラム増えました。








そして更に10分浸しました。

355グラム。10分で1グラム。


ぼちぼち上限まで吸水しました。




計25分でほぼ十分なようです。


以前行った他の萩茶碗の吸水性実験でも、概ね30分程度で吸水性は止まります。


やはり3時間とかは必要ない感じです。





お茶を点ててみました。


東京・曳舟     入船      「しょうゆ団子」を添えて。

銘々皿は、秋田県・大仙     楢岡(ならおか)焼です。







最近は機械で同じ大きさに丸めて串に刺して団子を作る和菓子屋さんが多いのですが、こちらは手で丸めて作っています。
大きさがまばらです。


餅の硬さが絶妙です。
たれも素晴らしい味わいです。





綺麗に点ちました。


美味しい~~!




萩茶碗を使う前は、30分は水に浸しましょう。









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