今宵の一服。


李氏朝鮮最後の皇太子妃     李方子(日本読みで、りまさこ)さんの三島茶碗にて。





綺麗に点ちました。


86点。




形は井戸茶碗で、点てやすい茶碗です。


三島茶碗のルーツは1400年代の韓国とされています。

その後、日本の茶人に重宝されるようになり、江戸時代には日本から発注され様々な種類の三島が作られるようになりました。

日本でも作陶されるようになります。








韓国の地で、李方子さんが作られた茶碗。まさしく高麗茶碗ですね。




北海道・幕別   十勝大福本舗    「すあま」を添えて。


かまぼこの様な形の「すあま」です。伝統的な形です。


すあまは東日本にしかない和菓子で、人気があります。「美味しい!」


味わいは、外郎(ういろう)に近い感じです。


銘々皿は、神奈川県・藤沢     広枝千鶴子さんの織部です。







三島茶碗としての完成度は高い印象です。
趣味で作られたとは思えない作品です。


韓国最初の養護学校や障がい者施設をつくる資金を得るために、李方子さん自ら作陶し日本で販売したものです。


窯の印である「方」のサインが綺麗です。誰にも真似できないサインですね。






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