7日(月)放送の、Eテレ「グレーテルのかまど」で花びら餅を特集していたのに触発されて、「花びら餅」を研究することにしました。今回は、その三回目です。


懐紙でいただくのが基本の花びら餅なので、銘々皿ではなく懐紙にしてみました。




五個目の紹介は、大阪     鶴屋八幡さんの花びら餅です。




白い餅の下から透かして見える紅色が鮮やかです。


茶碗は、青森県・弘前      津軽焼です。





失礼して、開いてみました。

「おー、紅色というか、ショッキングピンクですね。」


白い餅と紅色の餅が別に作られています。紅色の餅が菱形でないのが惜しい感じです。

白味噌餡は見事な俵型です。

牛蒡は、一本です。




餡の感じがいかにも味噌餡ですね。


味わいは、少し甘さ控えめかな。


白い餅は一見硬めですが、噛むと柔らかいです。








六個目の紹介は、京都     仙太郎です。


京都の花びら餅となると・・・やはり、中は菱餅を期待してしまいます。

白い餅はかなり柔らかく、箸での扱いは難しい印象です。
やはり昔のように素手での扱いが良さそうです。


茶碗は、栃木県・益子     濱田友緒さんです。益子らしい柿釉を施しています。

薄っすらと紅色が透けています。







失礼して、開いてみました。


「おー、やはり菱餅。」

しかも約束通りに小豆から煮だした色を使っているようです。


牛蒡は、二本です。
これも約束通りですね。




基本に忠実な花びら餅の印象です。


白味噌餡は、味噌の味がいきています。

仙太郎さんでは、今月末まで花びら餅を扱うようです。
また食べよ。





花びら餅  特集は、今回で終了です。
楽しめましたでしょうか?

でも、やってる自分が一番楽しいかな・・・。








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