愛媛県・砥部 砥部焼の湯呑み茶碗です。
砥部周辺の焼き物の歴史は古く、須恵器の窯跡や中世の窯跡がいくつも残っています。
江戸時代中頃に大洲藩が磁器の陶工を呼び寄せ、現在の砥部焼 磁器の生産が始まります。
生産開始のきっかけは大洲藩がつくりましたが、生活の器を中心に生産し民窯として発展していきます。

綺麗な白磁をベースに線紋が綺麗に入っています。

砥部焼はかなり丈夫で、少々落としても割れません。
そのため、食器として重宝されています。
お茶を煎れてみました。

白磁が見事で、お茶の色が綺麗に見えます。
京都 仙太郎 「渋栗むし」を添えて。
いわゆる、栗蒸し羊羮です。
やはり、栗蒸し羊羮には、熱いお茶ですね~。

さすがのボリュームです。

銘々皿は、萩 十三代 坂田泥華さんです。

この皿のすごい点は、真ん中が少し盛り上っているところです。
お菓子がベタッと付くことがなく、お菓子が少し浮いているので、食べやすくなっています。
さすが、泥華さんです。
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