栃木県・益子      濱田窯で作られている 饅頭皿です。




濱田窯を開いた濱田庄司さんは、饅頭が好きで毎日のように地元の饅頭屋さんから数十個取り寄せて、来客者にもふるまっていたそうです。


濱田庄司さんが饅頭をのせるのに調度良い皿をと発案し、作り続けられてきた饅頭皿です。



縁がせり上がり、持ちやすく  饅頭が安定する形状です。


懐紙だと紙が饅頭に付きますし、安定して持つことができません。

よく考えられた皿です。
毎日のように食べることにより作り出された意匠ですね。




一般的な大きさの銘々皿と比べてみました。


右の銘々皿は、萩    吉賀将夫(よしかはたお)さんです。






饅頭をのせてみました。


饅頭は、東京・赤坂      虎屋      「織部饅」です。

陶器の織部焼の意匠を取り入れた饅頭です。





饅頭に調度良い大きさと形です。


茶碗は、萩    八代     兼田佳炎さんです。







中は、こし餡でした。


さすが、虎屋さんの味です。

虎屋さんでは、1837年(天保8年)から作っている饅頭です。








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