銘は、「豊穣」
御製は、京都 七條甘春堂
稲刈りも一段落してきて、新米が店頭に並ぶ季節になりました。
豊穣の秋です。

桜餅の道明寺と同じ、道明寺粉で作られています。
稲穂の焼印が押されているのですが、ちょっと分かりづらいですね。

道明寺粉の食感が良く、好きな和菓子の食材です。

銘々皿は、栃木県真岡 上野利憲さん。
茶碗は、萩 大野瑞峰さんの俵茶碗です。
いただく時は、縦にします。

ちょっと泡が大きめのですね。
断面を見ると、黄金色なのがよく分かります。
中は白餡です。
道明寺粉との相性が抜群です。
模様が細かく施されています。

側面には宝珠も施されています。

高台は枡の形です。お洒落ですね。

以前紹介した、高取 原史朗さんの俵茶碗と比べてみました。

大野瑞峰さんの茶碗は、少し大きめで細工はリアルさも追及しています。

同じ俵型でもずいぶん違いますね。
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