銘は、「唐衣」(からころも)
御製は、京都 七條甘春堂

「唐衣」は平安貴族の女性たちの薄着のことです。
「唐衣 きつつなれにし つましなれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」
伊勢物語・在原業平がうたった歌です。
この歌には「か き つ ば た」の五文字が入っています。
そこで、唐衣は杜若(かきつばた)にかけて初夏の季語になります。
遊び心が奥深く、和歌は難しいけれど楽しいですね。

銘々皿は、岩手県花巻 台焼 杉村峰秀さんです。
茶碗は、萩 大野瑞峰さんです。

上手く点ちました。
美味しかった~。

中は、白餡です。
しっかりとした、硬めの白餡です。形を保つためでしょうか。
皮とともに食感が素晴らしいです。
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