朝茶
三重県津 阿漕(あこぎ)焼の茶碗にて一服。
阿漕焼は江戸時代後期に藤堂藩が万古焼の職人を呼び寄せたのが始まりです。
窯は幾度か移築されましたが、中心的な窯場が阿漕浦のほとりにあったので、阿漕焼と呼ばれるようになりました。

近江八幡 たねや 「よもぎ餅」を添えて。
「阿漕(あこぎ)な人」という言葉がありますが、阿漕焼の窯場が作られた阿漕浦が由来です。
阿漕浦は、魚がよく獲れた良い漁場だったので周辺の他地域から密漁しに来て、昼間から平然と魚をごっそりと奪いとって行ったので、「強欲で、図々しい人」を「阿漕な人」と言うようになったそうです。
でも、地元では「阿漕な人」というのは「親孝行な人」を言うそうです。
面白いですね。
いったい私はどっちの、阿漕な人なんだろうか・・・。

上手く点ちました。
86点くらいかな。
道明寺粉のような餅の食感とつぶ餡のバランスが素晴らしい逸品です。
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