晩春・季節の和菓子です。銘は、「藤宴」(ふじうたげ)御製は、京都 鶴屋吉信藤宴は、藤が咲き乱れる様子を表しています。最近は藤棚をライトアップしているところが増えてきました。そこで、夜をイメージして銘々皿を選んでみました。関東では、足利の房が長く垂れ下がる藤が有名です。昨日関東のニュースで今 満開と放送していました。足利の藤を想わせる和菓子の意匠です。銘々皿は、茨城県笠間 佐藤剛さんです。茶碗は、静岡県静岡 賤機(しずはた)焼 青島津一さんです。賤機焼は全国的には知られていない窯ですが、徳川家康が陶工を呼び寄せ開窯した、徳川家のお庭焼が始まりです。江戸時代中期には、かなり盛んな窯業地だったそうです。賤機焼は江戸時代後期に大洪水に見舞われて一気に衰退。一度 廃窯しますが明治に入り復活し、今に至ります。個性的な茶碗です。薯蕷饅頭です。#茶道 #茶の湯 #和菓子 #陶芸 #陶器#抹茶 #スイーツ