早春・季節の和菓子です。銘は、「梅匂う」御製は、京都 鶴屋吉信鶴屋吉信さん得意の焼皮の和菓子です。焼皮を上手くたたみ、梅を表しています。中のつぶ餡を少し見せ、しべを入れることで、梅花の中心部の色合いを表現しています。夕闇の中の梅をイメージして、銘々皿を選んでみました。銘々皿は、島根県出雲 出西窯です。茶碗は、青森県黒石 今井理桂さんの自然釉茶碗です。今井理桂さんは備前などで修行された方で、津軽茶道美術館を設立するなど、お茶への想いが深い方です。釉薬を使っておらず、50メートルを越える登窯で松を一週間以上焚くことで、自然釉を作り出しています。東北、青森で作陶される方は結構いらっしゃいますが、雪国での大規模な登窯は珍しいですね。茶道の世界では、東日本、北日本の陶器はあまり注目されませんが、素敵な焼き物がたくさんあります。もっと広く知られてほしいな。つぶ餡がたっぷりてす。#茶道 #茶の湯 #和菓子 #陶芸 #陶器 #抹茶 #スイーツ