昨年4月14日に紹介した広瀬淡雅さんの茶碗を久しぶりに出したので、吸水性実験をしてみました。


驚きの結果が出ました。



萩茶碗や楽茶碗は乾いた状態に熱いお湯をいれると空気の膨張で割れることがあるので、必ず水をたっぷりとふくませてから使用します。




ブログでこれまで3回、茶碗の吸水性を紹介してきました。

昨年7月12日
大野瑞峰さんの萩茶碗では22cc

昨年10月8日
井上春峰さんの楽茶碗では41cc


今年2月4日
大和松緑さんの萩茶碗では36cc


結構水を吸いました。



今回は・・・驚きました。



乾いた状態で369グラム。




水を張ったステンレスの桶に入れたところ、ちょっと気泡が出てきましたが、これまでの茶碗と比べ気泡がかなり少ないなぁという印象です。

二時間ほど浸しました。




結果は・・



全く変わらず369グラム。

なんと、全く水を吸いませんでした。




「萩茶碗は必ず水を吸う」という先入観は当たりませんでした。


吸わない萩茶碗もあるんですね。







今回の広瀬淡雅さんの萩茶碗のアップ写真です。









以前吸水性実験をした時に水を吸った大野瑞峰さんの萩茶碗のアップ写真(乾いた状態)です。



ん~~何が違うのかなぁ。









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