銘は、「桔梗」(ききょう)
御製は、東京神楽坂 梅花亭

桔梗は秋の七草に入っているので秋に咲くイメージを持たれている方が多数いらっしゃいます。
しかし、花は今が盛りで夏に咲きます。
7月中に桔梗を見かけると「あれ、もう咲いている」と思ってしまいますが、自然なことなんですね。

平安時代には朝に咲く花を朝顔と呼ぶ習わしがあり、桔梗、木槿も朝顔と呼ばれていたそうです。
桔梗は今は紫色と白色が知られていますが、室町時代くらいまでは黄色もあったそうです。
日本には元々自生していて、昔から愛されてきた花です。
平安時代の絵巻物にもよく描かれていますし、明智光秀の桔梗紋はよく知られています。

銘々皿は、波佐見焼
茶碗は、美濃 水野健一郎さんの黒茶碗です。

練りきりです。
#茶道 #茶の湯 #和菓子 #陶芸 #陶器 #抹茶