沖縄県読谷(よみたん) 読谷山焼 知花實さんのマカイです。
知花實さんの窯は横田屋窯といい、ご夫婦二人で作陶されています。
沖縄の焼き物を「やちむん」と言い、茶碗を「マカイ」と言います。

おおらかな意匠です。
南国らしい造形ですね。
横田屋窯がある 読谷やちむんの里は、那覇市壺屋から移られてきた職人の陶芸の里です。
那覇市壺屋は民芸運動の柳宗悦さん、濱田庄司さんらが訪ね、学んだ窯業地です。
壺屋周辺の人口が増えて薪を焼きにくくなったので、読谷へ移りました。

丸く削った底が特徴ですが、九州の窯でも時折見られます。

民芸の陶器らしい素朴さかありつつ、勢いがあります。
直径は14センチくらいです。

がっちりした高台が力強くていい雰囲気です。
昨年、3月11日 ブログ第一回目に金城次郎さんのマカイを紹介しています。
ぜひ、御覧ください。
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