高知市能茶山(のうさやま)焼のミニすり鉢です。


能茶山は古くから陶土を産出し、土佐藩の藩窯の尾戸焼は初め能茶山から陶土を運び焼かれていました。
しだいに能茶山では民衆向けの生活の器を焼くようになり、尾戸焼も能茶山に移ってきました。

能茶山は高知の陶器のルーツですね。





直径12センチ、高さ10センチほどのすり鉢です。

すり鉢というと、以前はどこの家庭でも直径25センチくらいあるようなすり鉢が台所にありましたが、今はあまり売っているのを見かけなくなりました。

せめて、ミニすり鉢は手元に置きたいですね。





写真だけみると大きなすり鉢に見えますね。それだけ実用的な、きちんとしたすり鉢です。
ミニですが。




まんべんなく櫛目が付けられています。
しっかりと硬い造りです。








裏側です。
高台がしっかりしていて安定感があります。






2月27日に紹介しました、胡麻煎りほうろくで胡麻を煎って、このすり鉢ですり胡麻をつくってみようかな。








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