大分県日田で焼かれている、小鹿田(おんた)焼の超ミニ  飛び鉋の器です。


あまりに小さくて用途は分かりませんが、酒器として用いるのが順当かと思います。




どのくらい小さいかというと・・・





左側が約4寸くらいの小鹿田焼   打ち刷毛目銘々皿です。


右側が超ミニの飛び鉋の器です。

直径がおよそ3センチちょっと。

酒器としても小さすぎの印象です。一口もないくらいです。

私のような飲めない人用でしょうか。





高さも3センチくらいです。


飛び鉋もしっかり削られています。

横から見ると、やはり酒器ですね。





左側が昨年10月25日に紹介しました、金城敏幸さんのぐい飲みです。


いかに小さいか分かる違いです。





こんなに小さく轆轤で成形するのですから、なかなかの技ですね。

大きい器を作るのも技ですが、小さいのを作るのも技ですね。


茶事ではお酒がでます。

通常は朱塗りの盃ですが茶事の趣向によっては、ぐい飲み、お猪口が使われます。立派な茶の湯の陶器でもありますね。







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