銘は、「若桃大福」



御製は、東京世田谷    十勝たちばな








若桃大福は、桃の幼果の甘露煮を大福に入れた和菓子です。
全国的に見られる和菓子です。



大福の中に若桃を完全に入れるタイプが昔から作られていたようですが、この若桃大福は最近の流行りで大福を切って若桃が見えるようにしています。
いちご大福なども同じ手法が流行っています。

いちご大福の歴史は浅いですが、若桃大福は明治の頃には作られていた記録があるようです。
もっと古いのかも。




桃は特別な果物なので、桃の生産過程で出る幼果も大切に食していたのでしょうか。





銘々皿は、松江    出西窯


茶碗は、石川県能美     山田幹雄さんです。
昨年6月5日に紹介しています。
ぜひ、御覧ください。








桃の幼果。シャキッとしていて食感が楽しいです。

餅、白餡との相性も抜群です。







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