山口県萩で作陶された、十三代    田原陶兵衛さんの千切(ちぎり)蓋置です。







千切(ちぎり)の名の由来は、餅を引きちぎるときに餅が延びて細くなりますが、蓋置の形がその細くなる餅に似ていることからきています。

「引きちぎる」→「ちぎり」

なるほどです。






真ん中は開いています。

綺麗な円ですね。








蓋置は、蓋をのせて写真を撮りたいのですが、蓋をのせると蓋置が見えなくなるので柄杓をひきました。



蓋置は点前の最中に釜の蓋だけではなく、柄杓の合(湯を汲む桶の部分)をのせます。


歴代の田原陶兵衛さんは、茶碗だけではなく他の細かな細工の素晴らしい作品をたくさん作っています。

茶碗に偏らないのがすごいなぁと思います。








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