1月5日に信楽焼の「蹲」(うずくまる)花入れを紹介しています。


今回は丹波焼の「蹲」花入れです。







丹波焼らしい自然釉が肩にかかっています。


蹲 花入れで、彫りが入っているのは見かけないので、この彫りが個性になっています。


茶事の時に、懐石料理をいただき中立ちをして茶席から一度離れて、再び後座で茶席に入った時に、遠慮がちに掛け花入れに花が飾られていると「きれいだなぁ」と感じます。

大寄せの茶会が主流の現代では、あまり活躍の場がない掛け花入れの「蹲」です。







よく分からないのですが、自然釉が片面にかかっていますが、炎が当たる面にできるのでしょうか。

いずれにしても、炎の勢いを感じます。




床柱の釘にかけるための金具が付いています。


1月5日に紹介しました信楽焼の蹲 花入れと比べて、上下から押しつぶした感じが少ない感じがします。

蹲でもいろいろあるんですね。







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