島根県出雲 出西窯(しゅっさいがま)の銘々皿です。
出西窯は1947年から焼かれ始めた民芸窯としては比較的新しい窯ですが、初めの頃から柳宗悦、濱田庄司、バーナードリーチらが作陶に関わった生粋の民芸窯です。

この銘々皿は、夏に手元にきてから気に入っていて、和菓子を紹介する際に度々使っています。
直径は12センチくらいです。
そういえば、陶器は号で大きさを表すことがありますが、1号は何センチなのかなぁ。

出西窯を象徴する呉須釉のコバルトブルーです。
きれいです。吸い込まれる感じがします。

白釉も素晴らしい色合いです。

裏側は特に民芸らしさを感じます。
茶道では趣向によって使われる程度ですが、銘々皿は家で茶の湯を楽しむには、大切なものです。
漆器の銘々皿も素敵なものがたくさんあります。
和菓子によって選び使うと、楽しいものですね。