銘は、「月下の宴」
御製は、東京 虎屋 です。

四角い薯蕷(じょうよ) 饅頭です。
間もなく十五夜ですね。
月を見ているウサギさんです。面白い構図の和菓子ですね。

銘々皿は、島根県 出西窯
7月9日に紹介しています。
ぜひ、御覧ください。
茶碗は、津軽金山焼(つがるかなやまやき)
です。
茶碗は、月見に合うかなと選びました。

薯蕷(じょうよ)饅頭は、山芋をたくさん使っているので、ふんわりした皮に仕上がっています。
中は、白餡です。
なぜ、この茶碗を月見に合うかなと選んだかというと・・
飲み終わると、満月が現れます。

たまたま真ん中の焼成温度の違いや火の当たりの違いなどで表れた丸い景色です。
満月に見えますよね。
月見が過ぎると、一気に茶の湯 茶道の季節は秋が進みます。
紹介しました和菓子「月下の宴」は2002年から虎屋さんで作られている和菓子です。
虎屋さんで和菓子のその月の案内をもらうと、個々の和菓子を作り始めた年が書かれていて面白いですよ。

こんな感じです。