岡山県備前で作陶されている、武用   務さんの  竹透かし菓子鉢です。




丸く作り、上部をいくらか四角く成形した作りです。

概ね直径は18センチメートルくらいで、菓子鉢としては少し小さめです。

底の面積が小さめなので、主菓子(和菓子)は3~4個くらいしか入らない感じです。
小間での茶会で使いやすいかも知れません。

底は備前らしい色合いになっています。
備前焼で言う、ぼた餅   のような造形ですね。





外側は少し赤い色合いです。

内側と異なる色合いというのもいいですね。

竹透かし菓子鉢ということで、竹の葉の形にくり貫かれています。




武用  務さんは、茶道を熱心にされている方なので、客が見て楽しむツボを意識されている印象です。

備前焼の菓子鉢には、どういう和菓子が似合うかな。