栃木県益子で作陶された、島岡達三さんの皿です。

島岡達三さんが手法を確立した縄文象篏は、時か経るにつれて進化を続けました。


初期の作品と晩年の作品とでは、同じ作家の作品とは思えないくらいですが、ベースとなる手法は同じです。





直径は18センチくらいです。


細かな縄文象篏に大小の丸い図柄が入っています。


この丸い図柄も若いときから使われていますが、時を経るにつれ進化しています。


初期の頃の丸い図柄は、以前3月24日に紹介しました急須に見られます。





高台内側に「タ」の字が入ります。

少し深さがあるので、茶の湯   茶道の茶事で、料理を盛って取りまわすのに使えます。

丸い図柄が和菓子と重なりそうで、和菓子をのせる菓子皿としては菓子を選びますね。



丸い図柄が同じ大きさではないのがいいですね。

6枚組の内の1枚です。

7月28日に、1枚紹介しています。




3月13日と4月22日に抹茶茶碗。

3月24日に急須。

7月10日に汲み出し茶碗

を紹介しています。

縄文象篏の進化を見ることができるかと思います。