茶の湯 茶道の茶事の際 懐石料理を出す段取りになると、初めに折敷(おしき)という四角い盆が出されます。
折敷の手前には蓋付きの器でご飯とみそ汁がのせられ、向こう側真ん中に向付(むこうづけ)がのせられ出されます。
向付には、刺身などが盛付けられ食べ終わった後の向付に、その後に鉢で人数分 出される懐石料理を取り分けて食べます。
茶事にとって、とても重要な器です。

滋賀県信楽で作陶されている、古谷和也さんの向付です。
信楽らしい色合いです。
深さがほどほどにあるので、鉢で出される懐石料理を取り分けて のせやすい向付です。

高台まわりは五角形に作られています。

7月10日の朝茶事に用いました。
記事を御覧ください。
料理がのせられた状態で写っています。
料理が美味しく見え、美味しくいただける向付です。
信楽焼の向付、なかなかいい感じです。