久しぶりの連日更新。

今月の週間少年サンデーコミックス2冊を。

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)/荒川 弘
¥440
Amazon.co.jp
言わずもがな
マンガ大賞の新刊ですね。
ということであらすじなし。

相変わらず悩み中の八軒ですが
彼にアドバイスする御影のなかに
作者にも漫画家になろうとした時
色んな思いが去来したのだろうな
と感じさせるものがあります。

そしてお兄ちゃん登場。
あまりに八軒が警戒しているので
どんな人かと思いきや
弟可愛がりな人でした。
将来的には仲良くなれるといいですね。
ただ、お父さんとの溝は深そうです。

両親の実家が一応農家なもので
とれたてのトウモロコシの美味しさは
なんとなく想像つくのですが
『百姓貴族』でも登場した
搾りたての牛乳の味は
全く検討がつきません。
飲んでみたい。
ですが
広い大地で休みなく働いている人たちだけが
飲むことができる味なのでしょうね。


そして、サンデーでおそらく一番売れている
このコミックスのなかに挟んであった広告が
『マギ/大高忍』と『信長協奏曲/石井あゆみ』
後者は噂は聞くもののまだ手を出していませんが
前者はもちろん新刊読みましたよ。
という流れで
『マギ12/大高忍』

本棚が倒れませんように。

ビックリマンシールならぬ
ビックリマギシールが3枚。
懐かしいですね。
このシールがランダムなのかどうかは
分からないのですが
メインのアラジン(キラ)と
新しくジンを得た練白龍と
今巻一回登場のみ、八人将の一人スパルトス(キラ)でした。
主人公や今巻の表紙のシンドバッドが
ないとは思えないので
幾種類かあるのでしょう。

あ、あと
こちらには広告が入ってなかったので
『銀の匙』用に作られたものだと思います。
細かいですが
いいチラシだな、と思ったのでしつこいです。

ダンジョン攻略が終わり
シンドリアでの宴そして新たな旅への決意
の巻なのですが
二回も敵襲があったりと
相変わらずの戦闘率です。
毎回闘い方が違い飽きさせないので
アニメになったら
爆発的に売れるタイプな気がします。

そして掴み所がないキャラであり
今のところ人間最強である
シンドバッドの闇の部分が。
更には
まだ登場していないマギの存在と
アラジンの特異性。
そしてこの世界ではない世界の終わりと
この世界のきっかけの一部。
それらを受けて
一人で旅に出ることを決意するアラジンと
ターニングポイントとなる巻でした。

シンドバッドは元々裏表がありそうな人として
描かれていましたが
今巻ではっきり
大国をつくり上げ、栄光を維持するための
影の部分
そして意志の強さ
それを支えるシステムを
少し垣間見ることができました。
こういうところをしっかり描いてもらえると
とてもわくわくしますロケット