原因がはっきりしていない
自閉症など以外の
精神病には
なんとなくランクがあり
うつ病
躁うつ病
統合失調症
の順で重症と捉えられている節があります。
本当は個人別なのでしょうが……

ただ
うつ病の本や体験記は氾濫しており
躁うつ病も個人の本が幾つかあり
北杜夫という有名な作家がいることを考えると
解説本くらいしか見当たらない
統合失調症はそう言えるのかもしれません。

その稀有な体験記です。
ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記 (新潮文庫)/小林 和彦
¥620
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著者は亜細亜堂という
当時有名なアニメーション制作会社で
演出に関わっている途中で発病。

本人のはっきりした記憶と
幻覚・幻聴を体験しながらも
それを驚くほど客観視的に描写し
記憶が明晰な状態で書かれているのですが
何がはっきりした引き金になったのか
そして
幼少期から体験記が始まるのですが
どこからが病気なのか
判断がつきかねます。

誰だってある程度
自分が世界の中心だと
自覚的にせよ無自覚にせよ
思っているはずですし
壮大な計画を立てて
人に話すことは
その本人の真剣度が
どれくらいかの差によるような気がします。

おそらく
これ一冊を読んで
統合失調症という病を知ったつもりになるな
~症という言い切ってしまって
自分は関係ないと他人事だと胸をなで下ろすな
ということなのだと思いますロケット