こんにちは、つむぎです。![]()
午後のひととき、いかがお過ごしですか? 先ほどの続きを、少しだけ綴ってみようと思います。![]()
働き始めて数ヶ月。 誰かにいじめられているわけでも、はっきりとしたトラブルがあるわけでもありません。
でも、あのこじんまりとした雑貨店の中には、逃げ場のない「モヤモヤ」が漂い始めました。
スタッフは私を含めて4人。 そのうちの一人が「結婚する」という話になったとき、職場の空気はさらに複雑になりました。
私自身は、そのとき結婚を焦っていたわけではありません。 でも、それを素直に喜べないスタッフの間に漂う、隠しきれない嫉妬のオーラ……。(私が感じただけかもしれませんが)
さらには、毎日の「売上金額」へのプレッシャーもありました。「もっと売上を上げなきゃ」という重圧と、誰が一番売っているかというスタッフ間のライバル意識。
誰かが悪いわけじゃないけど、誰かの幸せや焦り、そして数字への執着が、狭い空間でダイレクトにぶつかり合っている。 そんな中で、私は何重ものプレッシャーを感じ、だんだんとお店の中の居心地悪くなっていきました。
私はその間に挟まれて、波風が立たないようにと、常に気を張って過ごしていました。
「大丈夫、私がうまく立ち回ればいいだけ」
そう自分に言い聞かせ、無理に作った笑顔で毎日をやり過ごしていましたが、心は少しずつ、砂を噛むように乾いていきました。
頭では「平気だ」と思い込んでいた、その時です。 私の体が、心よりも先に、悲鳴を上げ始めました。
お勤めしてから半年以上たってから、ふとした瞬間に、何気なく髪に手をやったんです。 すると、指先に触れたのは、今まで感じたことのない違和感。
「えっ……?」
鏡を覗き込んで、私は凍りつきました。 そこには、予感すらしていなかった、あの一円玉より一回り大きな「空白」があったのです。![]()
(つづく)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。![]()
次回は、ついに現れた「10円玉」の衝撃と、その時の正直な気持ちをお話しします。
それでは、穏やかな午後をお過ごしください。
また覗きに来ていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。

