うらやましい・・・、
 それは、鶴見俊輔が姉である鶴見和子のことを、とても尊敬と愛情と、優しいまなざしで書いていること。
 そういう、尊敬され、愛されるという資質?を持った人だからからだろう、に加え、和子の仕事(社会学者)が優れてもいたから、こういう文章が公になるのであり・・・。は、承知しつつ、
 いやいや、そういうことではない、生活者としても立派で・・・というか。
 
 そうなんだよね、単純に「姉はすごかった」ということ。

 そんな人になりたい。
 弟に、息子に友人に、「ああ、素晴らしい人だった。一緒にいると楽しかった。喜びだった」と言われる人に、なりたい。


 読んでいたのは、「まなざし」という鶴見俊輔の追悼出版の一冊。
 中の「話の好きな姉をもって」。いや~、このタイトルも弟だからのタイトル。あれだけの人だもん、なんだって形容できるのに・・・「話の好きな姉をもって」。だからこその「うらやまし~」ではある。


 そんなこともあって、ちょこっと雨が上がったので、将棋センターに出かけて教えを請い、そのあとで、古書店に寄った・・・のは、誕生日くるし、まあ、自分で自分にプレゼントしちゃおう(日ごろ、こういうフレーズは好かない。買うわ、と書けば済むから)と、かねてから気になっていた鶴見俊輔全集をゲットしに・・・


 あれ?
 あれ?
 ないじゃん?

 「鶴見俊輔全集はどこにありますか?」
 店員さんに聞くと「先日売れました」。


 まことに残念、まことに残念・・・。
 そりゃね、見つけたとき、買えばよかったけど、4万円近い出費にひるんだのよ。その辺が、つまんないのかもね、私なんぞ。