「大丈夫?」友人から電話が入る。
雨の影響はないと知っているから、この暑さのことだな。干からびてないかって。
「クーラーある?」
私んちが長い間クーラーなしの生活をしていたということを踏まえてのこと。確かに、息子が中3まではなんとか、エアコンなしで頑張った。せめてうちだけでも・・・と。
しかし。あの年の夏は、息子は受験勉強のただなかというのに暑さのあまり、家では勉強が手につかず、問題集を抱えて、涼を求めて放浪し。これはもう落ち着かない!とついにエアコンを設置。
友達に「俺んち、今日クーラーがくる」と自慢した息子に、友達は「え?今までなかったの?」とびっくりされて、その様子にびっくりした息子。
それが15年前だから、その頃から、暑さというものが次元の違うものになったわけだ。
今年は40度を超えそうとのこと、朝から相当の暑さ。「24時間クーラーつけておいたほうがいいらしいですよ」美容院の女性が教えてくれた。 「は?」休むことなく、ずっとずっと? クーラーが生き死にを左右する時代。24時間ね~。
電気代だけのことならいい。「うわ!たっか~」「まいった~」「当分せつやく~」で済むけど、そういうもんでもないというのが、頭から離れない。そんなことしていいの? できないよ~。
あ~モモ。そこまでの快適は期待しちゃだめよ・・・
「クーラーつけていい?」子供の頃の夏休み、母に聞いたら「30度になったらね」。昔は、暑いといえば30度だったんだな~。一昨日、タクシーの運転手さんとそんな会話を交わしたら、「わたしなんか田舎育ちなもんで、クーラーなんかありはしません。扇風機でも贅沢でした」。
夜になると、母が布団の横に座って寝入るまでうちわであおいでくれていたのを思い出した。おかあさん、若かったな。ゆかた姿、涼やかだったな。
そばにいてくれると、暑さも忘れて安心して眠れたんだな。