川のほとりに腰かけて
 ぼくは小さな友達と
 オレンジをかじっていた

 ああ、薄暮れのとき
 ふうんわりとあたたかな空気
 天使たちが生まれてきては
 ごきげんいかがとあいさつしている

 人見知りのぼくは
 ちょっとはにかんで
 「お席はありますか?」
 なんておかしなことを口にする

 小さな友達は
 ふふと笑って、
 「ごあんないしたら?」ってぼくをからかう

 ぼくはからっぽ
 ああ、からっぽのぽ
 風に揺れる川面のように
 ぼくはゆらり ゆらり
 きっと夢を見ているんだね

 ああ、なにもかも優しすぎて
 ああ、なにもかも愛しすぎて
 ・・・