残念・・・というよりショック。
 
 本日、久々の精米クラブの活動日。
 「お昼、なんにする?」
 かれこれ40年営業していると聞くレストラン。とってもカジュアルな。喫茶店というには「食」があまりにいい・・というような。
 頻繁に、ではないが、「そこそこ」通っている。


 こういうところでの、ナポリタンとかミートソース、というのは、非常に出来がよい。懐かしいようであって、グレードが違う。もう、ともかくおいしい。
 相方は、カツカレー。私は、ミートソーススパゲティ。数あるランチメニューの中でも間違いない選択・・? みな、おいしいんだけどね。
 だいたい、サラダとドレッシングが実にいい。塩の具合がやっぱ・・・プロよね。きっと、オリーブオイルだってこだわってるんだねえ・・・。
 
 ところが・・・
 相方のサラダにはドレッシングがかかりすぎ、私のサラダにはほとんど味がない。それも、サラダは、ザクザクと切ったキャベツ。冷えてもない。
 「こんなのはじめて」。
 ま、こんな日もあろう。

 相方のカツカレーがやってきた。いい匂い・・・
 いい匂い・・・
 いい匂い・・・
 いい匂い・・・

 仕方ないから、「いい匂い・・・」というしかない。だって、私のミートソース来ないんだもん。

 おう、ようやくお出まし。
 「あ。大盛り。サービスだ」


 違った。伸びきったスパゲッティ。言いたくない。けど「まずい」。
 

 いつか、こんな日が来るのだろう。
 段取りがつかなくなったり、味がぼやけたり。長いこと長いこと、夫婦二人で頑張ったお店だけど。
 まずい、はいい。そうでないところでの・・・ショック。


 折々に、お元気かどうかを点検にこなくては・・・。




 追記。
 そうそう、本日のお話・・・ドライブしていたら、崩落した家屋の周辺が雑草に覆われていて。
 「貴族が没落して、屋敷が荒れ果て、最後は蔦が生えて鶉が鳴く・・これは日本の伝統的な美意識だ」と相方。
 「その伝統って、太宰治だねよ。斜陽、だもん」

 先日見つかった、太宰の手紙に及んでいく。

 なんて「無用の用」(さえないかも)なる秋の一日。