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 見つけた、見つけた。この看板だ。「そろばん あんざん」。
 ドライブしてて夫と息子の失笑を買った・・・。
 「見て、見て。産婆さんがそろばん教えてる」。私の素っ頓狂な声に、しら~。
 なぜに? 産婆さんがそろばん教えてるじゃんか。「そろばん 安産」。ずっと、そうだと思っていた。だって算盤できないし、暗算できないし、ひっ算だって、嫌いだし。
 電卓でしょ、電卓。特に計算するものもないけど(家計簿だってつけてないし)、電卓なら3つもあるわ。


 理解した途端、顔から火が出る。でもおかしい。すごく、おかしい。自分で自分に受ける。


 ずっとずっと昔・・? それでは縄文・弥生になるが、学生の頃、日曜日の午後、部屋にいると、下宿の奥さんが決まって、下から
 「新婚さんいらっしゃいがはじまるよ~。見においで~」。

 見においで~、は私がテレビを持っていないと知っていたからだが、なぜ、私は「新婚さんいらっしゃい」なるものを見なければいけないのだろう?
 なぜに、誘われるのだろう? 
 そもそも、その番組って、なんなんだ? 
 大学に通うために下宿している私の必須視聴プログラムなのだろうか?


 「・・ちょっと宿題があるので」
 「見たあとでもいいんじゃない?」

 「出かけるところなので・・・」
 「あら、見てからではだめ?」

 え? そんなにおすすめって、単位に関係あるのかいな? あ~不思議。

 
 
 今も番組あるんだわ。新聞の番組欄で思わず笑う。
 
 ま~、いい勝負だけど・・・そろばん、あんざん。