きりん (天野 忠)

 あんたが
 見つめているものは
 あんまり高いので
 わたしは
 見つめることができない。
 あんたが
 思いつめていることを
 思いあてることは
 とてもできない。
 けれど
 あの遠い世界と
 だまって
 ただ向かい合って立っている
 あんたの姿は
 あんまり自然なので
 よく判る。
 涙が出るほど
 わかる。





 昨日の雪はすごかったなあ・・・屋根に残る雪が朝陽にキラキラ。
 その上に青空が広がってる。