遠くに行こうとする日々を
 引き寄せようとするけれど
 遠くに行くのは 日々なのか
 それとも 私のほうなのか

 雨が降るでもない
 花が降るでもない
 涙・・でもない

 人は あって
 やがて 消え

 どの朝も
 どの夜も そういうことの繰り返し
 耐えしのぶ 大地と
 あえぎつつ 落ちては昇る太陽と
 消えゆくものたちの 声 あるいはざわめき
  
 「この世に死んでいくだけのものはないのさ」

 それはいったい、慰めの言葉?

 遠くに行こうとするものを
 引き寄せようとはしてみるが
 遠くにいくのは ものたちなのか
 それとも 私のほうなのか