学生の頃、一人暮らしを始めた私の元に母はたびたび食料品を送ってくれた。ある時、段ボールをあけてみると、インスタントラーメンがぎっしり。これには驚いた。母本人は一度インスタントラーメンを食べて気分が悪くなり、以後一度も口にもしなかったというのに。なにせ、料理を作ることが本分のように、総菜の類が食卓にのぼることもなかった。毎食ごとの料理日誌をつけていたくらいだもの。
父がまた、母の手料理以外食べようとしない。しかも大変な偏食家で野菜も肉もイヤ。魚一辺倒ときている。三度三度、なにかしらの魚がないといけない。夜は決まって刺身に加えて煮魚か焼き魚。この父に野菜をなんとか食べさせようと、いろいろ工夫を凝らしていた。だから我が家の白和えは、締めサバ入りだし、水炊きはハゲやタラが中心。おでんにはタコがたくさん。みそ汁は、いりこ出汁で、出汁をとったあともいりこは出さずにそのまま具材に。「手のかかる男だ」と言いつつも、手をかけることを楽しんでいた風でもある。
一時、総菜屋でパートをしていた。こまめにメモをしてきては、料理のレパートリーが広がると、さっさとやめてしまった。料理教室の代わりだったわけか。
インスタントラーメンって食べてないなあ。
この夏のある日、懐かしくなって袋麺を買ってきた。最近は案外高いんだな、などと思いながら。
昼食にすると、息子が「これはなに?不味い、気持ち悪い」とギブアップ。チキンラーメンは食べたことがあるが、他の袋麺って初体験。そんなにひどい? 隔世遺伝かなあ。父も生涯、食べたことはなかったようで。しかし、耐性がないとすれば・・・やっぱりからだによくないしるしか。ただし、それに「ハマる」のだけど。
「出前一丁」に「さっぽろ一番」。「チャルメラ」「中華三昧」・・・ネーミング、うまいなあと感心しきり。「マダムヤン」なんてのもあった。あれは一応”高級路線”。調べてみると300円もしたみたい。今でも高いと思うけど、30年も前のこと。強気だな~。
こちらのラーメンは醤油とんこつ。何店か代表格がある中で、行きつけの店がある。まずいラーメン屋なら袋麺のほうがまし・・・なんて、インスタントラーメン世代の考えることか。
そういえば、昔、あちこちにあったサッポロラーメンのお店はいつの間にか姿を消してしまったなあ。思い出しては、無性に食べたくなることがある。
父がまた、母の手料理以外食べようとしない。しかも大変な偏食家で野菜も肉もイヤ。魚一辺倒ときている。三度三度、なにかしらの魚がないといけない。夜は決まって刺身に加えて煮魚か焼き魚。この父に野菜をなんとか食べさせようと、いろいろ工夫を凝らしていた。だから我が家の白和えは、締めサバ入りだし、水炊きはハゲやタラが中心。おでんにはタコがたくさん。みそ汁は、いりこ出汁で、出汁をとったあともいりこは出さずにそのまま具材に。「手のかかる男だ」と言いつつも、手をかけることを楽しんでいた風でもある。
一時、総菜屋でパートをしていた。こまめにメモをしてきては、料理のレパートリーが広がると、さっさとやめてしまった。料理教室の代わりだったわけか。
インスタントラーメンって食べてないなあ。
この夏のある日、懐かしくなって袋麺を買ってきた。最近は案外高いんだな、などと思いながら。
昼食にすると、息子が「これはなに?不味い、気持ち悪い」とギブアップ。チキンラーメンは食べたことがあるが、他の袋麺って初体験。そんなにひどい? 隔世遺伝かなあ。父も生涯、食べたことはなかったようで。しかし、耐性がないとすれば・・・やっぱりからだによくないしるしか。ただし、それに「ハマる」のだけど。
「出前一丁」に「さっぽろ一番」。「チャルメラ」「中華三昧」・・・ネーミング、うまいなあと感心しきり。「マダムヤン」なんてのもあった。あれは一応”高級路線”。調べてみると300円もしたみたい。今でも高いと思うけど、30年も前のこと。強気だな~。
こちらのラーメンは醤油とんこつ。何店か代表格がある中で、行きつけの店がある。まずいラーメン屋なら袋麺のほうがまし・・・なんて、インスタントラーメン世代の考えることか。
そういえば、昔、あちこちにあったサッポロラーメンのお店はいつの間にか姿を消してしまったなあ。思い出しては、無性に食べたくなることがある。